ハードだと言われる心臓血管外科の特徴と、看護師の仕事内容
近年需要が高まっている看護師の職場の１つに「心臓血管外科」があります。高齢化社会の日本では、心疾患を中心とした心臓病を患う人が増えています。
患者さんが増えれば、そこで働く医療者も必要です。このため、心臓血管外科で活躍できる医師や看護師が、益々必要とされるようになってきました。
心臓血管外科は給料が高い傾向にありますが、仕事内容はハードだと言われています。その理由の１つが「手術が多いこと」です。
心臓血管外科で行われる手術には、心臓バイパス手術や、人口血管への置き換え手術などがあります。いずれの手術でも、高い技術が必要となるケースが少なくありません。
心筋梗塞や先天性心疾患など、重病を抱えている患者さんも多く、より高度な看護ケアが必要となります。
急性の心疾患で患者さんが救急車で運ばれてきた場合には、迅速な処置と適切な判断力も求められます。一刻を争う状況も多々あるので、判断の迷いや処置の遅れが命取りになるケースもあります。
このような心臓血管外科の患者さんが増えた理由には、食生活や生活習慣の乱れがあると思います。特に食生活は重要で、今は好きなものを簡単に食べられる時代になりました。お肉やお菓子など、高カロリーなものばかり食べていれば、中年世代になった時に心疾患を患う危険性が著しく高まります。
また、心臓血管外科で働く看護師は、生活習慣や食生活の指導を行うことも、大切な仕事だと言えるでしょう。
これを実行するためには、看護師自身が心疾患の治療や予防となる生活習慣を熟知し、それを解りやすく伝えられるだけのコミュニケーション力を養うことが大切なのではないかと思います。
コミュニケーション力を磨くことは、看護師のあらゆる職場で活きてきます。積極的にコミュニケーションを取ることが、力を付けていくための近道だと思います。
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